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名前で呼ぼう。 

 帰宅後なんとなくネットをぷらぷらしていたら、「ちりぢり譚ぶら」トップにて気になるニュースを発見。

 曰く、Ahora podemos decir las cosas por su nombre (これからはちゃんと名前でもって話ができる!).

 チリの行政単位である「州(Region)」を通し番号で呼ぶのはナシになりましたよ、というニュースなのですが、知らなかったなぁ。


 チリの各州には、例えば「第8州」という具合に、北の州から南に向かってほぼ順番に通し番号がつけられていて、政府統計なんかではこの番号を非常によく見かけます。ローマ数字で表記されるのが慣例で、第8州なら、"VIII Region (Octava Region)"といった感じですね。もちろん、各州には数字だけではなくてきちんと名称もあるのですが(第8州の場合は"Region del Bio Bio")、数字の方が便利だし紙幅の節約にもなるせいか、番号で州が示されている文書は本当に多くて、私自身会話の中でも結構「番号呼び」してきました。

 それが、10月16日公布の新法によって、「番号呼びは廃止、州は定められた名前で呼ぶこと」となったようです。正確には、憲法中の州への番号割り当てについて言及してる箇所を削るか修正するかして、番号呼びをオフィシャルなものではなくするということみたい。多分。

 以前、メキシコが専門の指導教授に、「州に番号を振って呼ぶってかなり機械的で事務的な感じだ。アイデンティティーが希薄になるとか、各地方から反発の声は起こらないのか。」といったようなことを聞かれたことがあるのですが、「ちりぢり譚ぶら」のところの引用文を見ると、そういう反発を感じてきた人たちも結構いるのかも(無論、そういう人たちが世代・政治姿勢において特徴ある層なのかどうかとかは分かりませんが)。不勉強ながらこれまでこの点についてあまり深く考えたり調べたりしたことはないけれど、チリは割と中央集権的な傾向の強い国なので、州を番号呼びするというのはそういった傾向が背景にあって成立・運用されてきた制度だったと言えるのかもしれないですね。確かに、名前って大事。「5番の人」と呼ばれるより「happyさん」とちゃんと呼ばれた方がきちんと個が認識されている感じはするものなぁ。

 今回の法改正は地方分権推進関連の改革の一環とのことですが、州知事(Intendente)が中央からの指名っていうのもいつか変わるのかしら。とりあえず、論文の州名の部分、修正しなくっちゃ。
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[ 2009/10/26 20:27 ] チリ | TB(0) | CM(0)
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autor:happy

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"patiperr@"とは、チリの言葉で「旅烏」の意。フットワーク軽く、日々を楽しんでいけたらいいなと思っています。チリ留学時代のブログはこちらへ。

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